民主党は官僚批判を行いつつ、その政策は大きな政府を維持しようとしている。
ここに民主党政権の最大の矛盾がある。
そもそも官僚の権限を削っていけば必然的に小さな政府になるはずなのだ。
逆に大きな政府=高福祉政策を進めるなら、官僚を使わずに済むはずが無い。
それなのに政治主導の名のもとに官僚を叩き続けた結果が、震災対応や復興事業における一連の機能不全をもたらした。
公約を維持しようと言う小沢Gの方が筋は通っている。しかし大きな政府をやるためにはやはり財源が足りない。
増税をせずに高福祉を実現しようと言う民主党の公約には初めから無理があったのだ。
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