厚生労働省の作業部会が職場でのパワーハラスメントの定義を明確化する報告書を作成しました。
相手次第で反応が変わってしまう、主観性の強いセクハラに比べれば客観化しやすいのでしょうけど、果たしてこれだけで問題が解決するでしょうか。
上司からの圧力と言うのはそれこそ昔からあったこと。
それが今問題視されている理由の一つは成果主義の偏重と終身雇用の形骸化。
昔は多少能力が無くても簡単に首は切られませんでしたが、今はそうはいきません。
それに拍車をかけているのが雇用の縮小。簡単に辞められないから余計にストレスが掛かる。
一点、企業側で対策を立てるとしたら、人事面の評価法の改革。
つまり、どんな状況であっても部下が辞めるような状況が起きたら、管理能力不足としてマイナス評価を与える。
お互いに合わないと言うこともあるだろうから、部下の方からも転属願いが出せるようにする。
(希望転属の場合、成果を出さないと評価が悪くなることは覚悟してもらう必要はある)
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