化粧をしていたところを見つかった竹千代。
両親・伯母揃っての叱責。これは却って竹千代を硬化させてしまいます。
福の釈明も世継ぎ問題のことに終始し、とても竹千代の心情を組んだものとは思えません。
そもそも、福は何で知っていてやらせていたのか。
一度は捨てようといった化粧道具をやはり取っておこう、と謎の行動。
一方、戦なんか止めればよかった。伯母や秀頼を殺したのは父上だと図星を突かれて落ち込む秀忠。
駿府の家康が倒れたと聞いて、夫に見舞いを勧める江。
気の進まない秀忠を無理やり行かせるあたりはさすがに年上女房でしょうか。
その秀忠を見て、女房の差し金と見抜くあたりもさすが家康。
知らせが無いのに業を煮やして江まで駿府にやってきました。(まあありえない話ですが)
江との歓談中に倒れた家康。
そして秀忠と二人っきりでの対話。人払いさせておいて自分はこっそり外で立ち聞きする江。座っているだけ昔よりは落ち着いたか。
すべては戦のない世を作るためと言う家康。何故秀忠を後継ぎにしたか、自分がいうことを聞くからだと答える秀忠に、自分に逆らう人物で無いと後は任せられないと返す家康。
ようやく親子としての本音を出せた二人。
息子との和解を果たし家康は大往生を遂げました。
父との和解を果たし江戸に戻った秀忠は初めて息子竹千代と向き合います。
そして竹千代もはじめて自分の言葉で父に己の心情を語ります。
自分は弱いから将軍には向いていない。
混乱する江は、福から竹千代が化粧をした理由を聞かされます。
母にあえない寂しさから、って母親から遠ざけていたお前(福)が言うかという気もしますけどねえ。
でも福も昔いわれた乳母は母にはなれないという言葉をようやく自分のものに出来たのでしょうか。
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