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内容的には昨日の続きになる。


高校が大学進学のための予備校になっている、と言う批判がある。
これは筋が逆である。
実業高校ならいざ知らず、普通科高校と言うのは大学へ進むための準備であるはずだ。
その意味で、高校で教えるべき課目は(文科省などではなく)大学が決めるべきである。
最低限必要なのは語学(母語である日本語と第一外国語としての英語)と地理・歴史である。
読解力がなければそれ以外の学問は到底身に付かないし、地理や歴史の素養がなければこれからの国際社会では通用しない。
極端な事を言えば、高校では理系に進む人間以外には数学は不要である。
一般教養としての理科は中学レベルの数学で理解可能なはずだ。逆に物理などをやると三角関数や微積分と言った数学的な知識がどうしても必要になる。
文系の人間は数学などをやらない分、英語に続く第二外国語をやればいい。

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