常用漢字の見直しが終了。
新たに196字が追加となるようです。
パソコンの普及により、書けなくても変換出来れば良いという理由からかなり難解な(たとえば”鬱”の字など)が加えられましたが、一方で落選して不満が表明されている文字も有ります。
そもそも常用漢字というのは戦後に漢字を無くそうという運動から当用(つまり当面の使用を認める)漢字として採用されたモノ。
これが81年に改名され字数も1850字から1945字と微増しました。
その意味では今回の見直しは漢字廃止運動を押しとどめる画期的な決定と言えます。
しかし、それとは別に不自然な略字や、代用字があり、まだまだ十分とは言えないでしょう。
特にパソコン変換への便が考慮されたことは漢字の工業規格化が促進される傾向が加速したとも言えるでしょう。
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