世間がバンクーバー五輪で盛り上がっている中、与党三党は基地移設問題の提示を先送りする事となりました。
三党の主張がかけ離れすぎていて合意が得られるはずがない。そもそも普天間移設問題に関しては選挙前から反対と言っていたのだから、三党で代案を詰めておくべきだったのに。
中途半端な数合わせの野合を組むからこういう事になる。
改めて前政権と比較すると自公連立の方が与党同士の力関係のバランスが取れていましたね。
現政権は泡沫与党がむやみに強い発言力を持ちすぎています。
それというのも、この連立が次の参議院選までの暫定であること。民主党が単独で参院の過半数を取ればいつでも解消出来る状態であるから、特に少数派の社民党は存在感を維持する為に強硬な主張を繰り返す。
国民新党は一応民主党と統一会派を組んでいるけど、この党は郵政民営化反対以上の党是を持っていないのだから始末に負えません。
民主党が参院選で過半数を取れなかったらどうなるでしょう。
三党で過半数を維持出来るならこのまま同床異夢が続くでしょうけど、それで足りなくなったら。
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