目的の為なら手段を選ばず。
というのは半可通なマキャベリストがよく口にするが、正しくは前提条件がある。
すなわち「祖国の存亡が掛かっている場合には」である。
マキャベリの思想は不正義な社会よりも無秩序な社会を悪と見る無政府主義とは対極にある。
テロリストがマキャベリズムを振りかざす笑止であろう。
さて、ここで考えてみたいのが真逆の思考について。つまり、手段に拘って目的を見失うパターンである。
その典型が九条信者。
憲法は国民を守る為に有るはずなのに、その憲法を守って死ぬべきだと言う極論はまさに宗教である。
これよりはだいぶ規模が小さいが、貴乃花親方の改革姿勢に対して、理事長が伝統を壊すと懸念を漏らしました。
おそらくは大相撲が存亡の危機に立っていると言う自覚がないのでしょう。
それでも伝統を守ってと言う発言が出るのは相撲が神事であった名残なのかも知れません。
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