世襲禁止案と並ぶ自民党の勘違い改革が定年制である。
保守を標榜するので有れば能力に問題がない限り年齢は排除の理由にならない。
これが衆議院で有れば、年寄りを名簿上位において無条件で当選させる事に疑問も出る(大勲位・中曽根元首相の様に)だろうが、参議院ではその制度の関係で大きく事情が異なる。
参議院の比例区では名簿が無く、個人名で投票された票数が順位に反映される訳だから
票が集められる候補であれば公認することに何の問題もない。
タレント候補を目玉として持ってくるよりはよほど健全である。
但し、議員数が多いか少ないかと言う議論は筋が違う。
かつて多かったから定年制が持ち出したけど、今は大きく減ったから定年制を廃止しよう、というのでは筋が通らない。
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