景虎が「我の最も嫌うモノを書く」と言って示したのが風林火山の旗印。
これを木に貼り付けて的にするらしい。
伝兵衛君の指南を受け、景虎は見事に一撃で打ち抜きます。
勘助の質問、「越後にとって甲斐は敵か?」。
景虎の答え、「こちらに向かってこぬ限りは敵ではない。しかし武田晴信は気にくわない」
鉄砲が届くまで越後を出られない勘助ですが、全く困った様子はありません。
不審な動きを直江の娘に見つけられ「経を唱えろ」と迫られますが、どこで憶えたのかしっかり唱えて見せます。
一方、平蔵君は義父を討たれて更に武田への恨みを募らせます。
砥石城を囲まれて対処に苦慮する村上。平蔵は当面の敵である高梨との和議を結び、武田の隙を突く策を打ち出します。
高梨との和議の使者として信濃守護である小笠原長時を向かわせます。
景虎は長尾政景との戦いにけりを付けるため、今だ去就を決めぬ宇佐美定満との対面を決意する。
景虎は宇佐美の上杉家への忠節を讃えた上で、天下の道理を正すため自分に力を貸せと彼を口説く。
勘助君はその場に連れてこられて色々と探りを入れられます。その上で彼の身柄は宇佐美に任される事となりました。
勘助の気がかりはこの会談中にもたらされた武田出陣の情報。
村上に後ろを取られた晴信は全軍撤退を決意します。上田原の時に較べて随分と成長しましたね。
責任を感じた真田幸隆が殿を志願しますがこれを差し止めます。
しかし武田の大敗は止められません。
この戦いに勘助が参加していないのは話の展開として作為的です。
そして予想通り彼の素性はばれていたようです。
またしても勘助が危機を迎えたところで引きとなりました。
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