先祖がえり

民主党と社民党が参院選での共闘体制を固めつつあります。
民主党は保守だ中道だと言っていますが、結局のところ左派に落ち着きそうです。
自民党が保守主義、民主・社民が社会民主主義、そして維新の会とみんなの党が自由主義ときっちり政策で固まれば理想的なのですが。
第三極の維新とみんなが橋下発言をきっかけに分裂基調。
政策よりも政局にこだわっている限りマトモな政党に育ちそうもありません。

成年後見と公民権・その後

http://to4roh.blog.shinobi.jp/Entry/2283/

成年後見人が付いた人にも選挙権を認めるように選挙法が改正された。
そもそも後見人制度は財産権の保護が目的で、それと引き換えに公民権を失うのは問題と言うのが裁判所の判断だった。
ただ、自分の財産を管理できない人間が選挙権を真っ当に行使できるのかどうかと言うのはやはり疑問なので、公民権を失う条件についても一考の余地がある。
例えばだが、精神鑑定で責任能力なしと判断された人間は一定期間公民権を剥奪されるべき。

待機児童ゼロ

横浜市が待機児童ゼロを達成したと発表。
これはあくまでも現時点での話であり、需給のバランスは絶えず変化するのでこれで安心と言うわけではない。
国としては引き続き保育所が作りやすいような制度改正を進めて欲しいが、その一方で実際に対策を考えるのは地方自治体であると言うこと。
そしてこの横浜の成功が全国に同じように適用できるとは限らない。
そもそも田舎では待機児童問題が存在しないわけで、取るべき対策は地域ごとに異なるはずだ。

再稼動

原発の新たな規制基準の成立（七月）を見越して、五箇所で運転再開の申請。
そのうちの一つがわが県にある柏崎刈羽原発。再稼動すれば東京の夏の電力供給が大きく改善するのでしょうけど、県知事は「福島第一原発の事故の検証結果が示されるまでは再稼働の議論はしない」と慎重な態度。
まあ要するに原発が動いても県にはメリットが無いと言うのが本音でしょう。
原発が動けば代替で動いていた火力発電所の燃料負担が無くなって電気代は下がるはずですが、柏崎刈羽は東電なので新潟県には配電されません。
送電ロスも含めて、電力も地産地消であるべき。

弱り目に…

橋下大阪市長が不用意な発言で物議をかもしていますが、
意図はわからなくも無いけど、公人としては慎むべき内容でした。
氏はいつも行き当たりばったりで、支持が高いときには大目に見てもらえるけど、落ち目になれば叩かれるタイプ。

肝心の大阪市政の方も、水道統合事業が身内からも疑問視されて頓挫。
いよいよジリ貧です。
果たして参院選まで持つだろうか。