反省だけなら

野田総理がマニュフェスト不履行のお詫び行脚。
何故出来なかったかの総括無しにただ謝っても次は無い。
次のマニュフェストを作る前に、前のマニュフェストの自己評価を徹底的にしないと。
一部離党者の中にはいまだ間違いを認めていない勢力もありますが。

ばら撒きに吊られて投票した国民の方も十分に反省しないと、またハズレ政権を戴くことになりますよ。

テレビ対ネット

テレビ通販の草分け「日本直販」が経営破綻。
ネット通販との競争に負けた結果らしい。
こんなところにも時代の流れが…。

第三極

維新の会の打ち出した、各県の一区にすべて候補を擁立するという方針について、小沢氏が自民や民主を利するだけと批判。
まず、意見そのものが筋違い。第三極の結集ではぶられているのがよほどご不満なのでしょう。
素直に、俺の地元の岩手だけは勘弁してくれといえば良いのに。
反自民だけで結合した野合連立がどうなったか、また政権交代の大義名分で誕生した素人集団政権が如何にこの国を破壊したか。
政策置き去りの政局内閣にこの国を立て直す力はありません。

さて実際に被害が大きいのはおそらく都市部に強いといわれる民主党の方でしょう。
このあたりの構造は全く偶然だけど米国と同じですね。
まあ田舎の方が保守的だから必然なのかもしれないけど。
無党派頼みという意味でも、維新の会の都市部狙いは成否はともかく合理的ではあります。

再選とねじれ

オバマ大統領は事前予測の接戦州を無難に押さえて再選を決めました。
その一方で、上下院の改選ではねじれを解消できず。
米上院は州ごとに一律二議席の定員百名。人口比で選挙人が配分される大統領選と違って、地方の強い共和党が勝ちやすい制度ではあります。

後付

大学不認可の件につき、田中大臣は新しい基準を作って改めて審査すると言い出しました。
でも基準を変えるなら、次の機会からと言うのが筋。どう考えても後付の言い訳ですね。
だって新しい基準なんてすぐに間に合うはずが無い。となればその審査に関わるのは次の政権の別の大臣。つまり彼女の手柄になりません。
あるいはこれができるまで野田総理に解散するなとでも迫るつもりなんでしょうか。
そんな馬鹿な。