私は飛行機に乗った事がありません。
別に怖い訳はなく、使う機会が無かっただけですが。
さて日本最大手の日本航空が経営再建を求められていますが、そもそも何故日航が経営危機に陥ったのか。
日本の交通行政が無計画すぎたからではないでしょうか。
鉄道網は駅舎と線路そして車両は一体で管理されます。(駅については相互乗り入れがありますが)
対して航空網では空港の経営管理と航空路線の運用は基本的に別です。
つまり空港の無計画な建設整備が、航空会社の経営を圧迫したのでしょう。
空港の建設が公的に行われているのに、航路運用の自由化など行えば、この結果は火を見るより明らかだったのでは。
少なくともこの件に関しては、構造改革の負の部分が強く現れたモノと思われます。
さて、旧政権(直近の自公連立政権のみならず、それ以前の長き五十五年体制)の様々な負の遺産の生産を強いられた民主党政権はこれを如何に処理するでしょうか。
個人的には、離島はともかく、日本列島にそんなに細密な複雑な航空路線網は要らないと思うのです。
特に資源小国の我が国では、もっと低燃費・低コストな交通手段を活用すべきでしょう。
[0回]
PR