米軍基地移転問題

社民党の福島党首は連立離脱をちらつかせて普天間基地の現行移転案を拒絶。
要するに党内の反対を抑える為に唯一の切り札を切った訳ですね。
党内抗争の為に日本の安全保証を蔑ろにする、全く持って無責任な発言です。
「平和の問題、沖縄の問題」と言いますが、いったいどちらが大事なのでしょうか。
日本の平和の為に沖縄が犠牲になる今の状況が正しいとは言いませんが、沖縄の為に日本の平和が犠牲に成るのは納得出来ません。
そもそも、社民党の言う「平和」が日本の為のモノとは思えないのですけどね。

一方の民主党鳩山党首も、自身の献金問題で足下に火が付いていますから、出るなら御勝手にと強く出られない訳ですが。
年内には結論を出しませんって、先送りすれば余計に解決が困難に成るだけですけどね。
この際だから、米国が何処まで妥協出来るのか試してみるのも手ですが。

社民党党首選

福島党首が四選出馬を表明。
調べてみたけど一任期が二年だから、在任期間は六年と少し。
決して長すぎるとは言えないけど、それにしても他に人材が居ないのだろうか。
如何に単独での首班指名獲得が不可能、つまり総理大臣を出せない泡沫政党に成り下がったとは言え、そろそろ衆議院議員をトップに据えるべきでは？

流行語大賞

ある意味で「政権交代」が単なる流行であることを暴露した結果ですね。
それにしても、不幸な話題に関しては受賞辞退というのは出来ないのでしょうか。
まあ、後から笑い話として語れるなら良いのですが。

小学校英語

個人的には小学校で英語を教える必要はないと思いますが。
例の事業仕分けで英語教育用の教材予算に「廃止」の判定がされました。
そもそも「なぜ小学校で英語を教えなければならないのか」
などと議論を蒸し返す権限が彼らにあるのか。
いったい何様のつもりなのだろうか。

民主党が小学校での英語教育に反対なのだとしても、政権が変わるたびに教育方針がころころ変わっては現場はやりきれないだろう。
先の科学振興費用の削減と合わせて、ここにも愚民化教育の匂いが感じられます。

会期延長

民主党による仕分けパフォーマンスが終了し、戦いの舞台は再び国会に。
削減金額が目標に達しなかった事自体はさほど問題ではありません。
そもそも仕分け作業を予算ひねり出しの手段として考える方がおかしいのだから。
（必要ならば足りなくてもやるべき、と言う主張は既にしていますので繰り返しません）
問題は、野党が要求する党首討論を逃げた事。
決めたのは国対委員長だと言う言い訳は通りません。首相が自分からやりたいと言えば、それを調整するのが国対委員長の仕事の筈。判断を丸投げするのは無責任です。
予算が優先と言っても、金に無頓着な首相に適正な予算を果たして組めるのでしょうか。

ところで、鳩山主張に対して「丸投げだ」と言う批判を寡聞にして知りませんが、これはマスコミとして問題では？