クロマグロ規制

この話は大きく言えば動物文明（ムギと牧畜の文明）と植物文明（コメと漁業の文明）の衝突と言える。

正直に言って、日本人だけが食べている限りに置いては資源の枯渇はあり得なかったと思う。
日本の食文化が広まって需要が増えた結果がこの規制論議なのではないか。
鯨と同様、食物連鎖の頂点にあるような種は、多少間引いた方が他の水産資源の増加に繋がるのだが。

シーシェパードが、今度はマグロだと言っているところを見ると、なにやら強力な国際利権の匂いがする。

動物文明すなわち西欧文明だが、天水農業の為個人単位の生産が行われ個人主義が発達する。
地力を維持する為に牧畜が併用される。
対して植物文明、その代表である日本の稲作は水の管理重要で横並びの文化に傾きやすい。
牧畜が盛んでなく、代わりに漁業によってタンパク質を賄うこととなる。

と言う次第。

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火災

高齢者施設の火災で７人が死亡。
設備の不備（スプリンクラーの未設置）も重要だが、認知症専門の施設で、火を使う設備を使うこと自体が問題だったのでは？
こういう施設こそオール電化にすべき。

こういう事故を見ると健康でないと長生きしても意味が無いなあと思う。

ばらまきと買収

自民党谷垣総裁が子供手当をばらまきと批判していますが、それを言うなら自公政権時代の定額給付金も同じですね。
もう少し有効な反撃を思いついて欲しいモノです。
あれが買収行為だとしても、効果は薄いと思われます。
定額給付金が「政権交代」をくい止めることは出来なかった事からも明らか。
私としては定額給付金のについては景気浮揚策の一環として評価しますが、子供手当は貰える層が偏っていて買収としてすら不適当。
なにしろ選挙権を持たない在日外国人にまでばらまくのだから無茶苦茶です。

民公接近

いずれは起こるとは思っていましたが、予想以上に早かったですね。
公明党が持ち出したのは子供手当と高校無償化。まあ、どちらも公明党が好みそうな政策ではありますが。
子供手当は外国籍にも支給、高校無償化は朝鮮学校にも適用と、一体全体何処の国の政府なんだか。
特に子供手当は予算が確保出来なくて減額支給なんだからせめて対象を絞るべきなのに。
公明党については、どうせ基礎票（創価学会員）以上の支持は得られないのだから論外ですが、これで保守層は完全に民主党から離れるでしょう。
組むなら参院選の後にしておけばいいのに。
これで切り離される事が確実になった社民党・国民新党が政権内での存在感を出そうとしてより一層政権の足を引っ張ることになるでしょうね。

そんな中、大阪の橋下知事は「独自の判断」で朝鮮学校を適用範囲から外す方針を示しました。
まったく。地方の首長の方が国家観がしっかりしているなんて世も末です。

核密約

既にアメリカ側の資料は公開されているし、いまさら目新しい情報が出て来るとも思えない。
そもそも民主党はこの情報を追求して何をしたかったのか？
自民党政権の旧悪を暴く？
恐らく国民の大多数は当時の東西冷戦の状況を鑑みて「核の持ち込み」は当然にあったと思っていただろうし、それについて批判的な意見も見受けられない。
非難しているのは一部の左翼や平和教＝核アレルギーの方々くらい。
関係者を参考人招致という意見もあるようですが、民主党の方にも当時の政権与党の方々がいらっしゃるのですけどね。

それよりも個人的に気になるのは、ここまで神経質に隠す必要があったのかと言うこと。
安全保証の観点から言えば、核が持ち込まれていると言うことは広く知らしめた方が仮想敵国に対する抑止効果が期待出来るのですが、
一方で核の存在を明示すると非核三原則に抵触して左翼勢力に付け込む隙を与え、自民党政権の基盤が揺らいだかも知れません。
まさに今だから話せる、と言う実例ですね。