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政治というのは内にあっては構成員の利害関係を調整することである。
直接民主制とは構成員すべてによる多数決によって政治を行う制度であるが、構成員が多くなれば相互の利害関係の複雑化により個人と集団の合理性が乖離してくる。そこで代表者を選択して政治活動を代行させる間接民主制が生まれる。
両者はどちらが優れているという話ではなく、集団の規模によって有効性が異なるというだけである。
間接民主制には代議士選出の手法に関しての正統性を如何にして保証するかと言う問題がある。
その為の憲法であり、それを改定するためには国民投票という直接民主制の要素が必要となる。
その論理で行くと、憲法改正以外に国民投票が用いられるとしたら選挙制度の改革ではないだろうか。
代議士に選挙制度を作らせるのは泥棒に法律を作らせるに等しい。

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続き。

論敵がプライベートで忙しいとかで離れてしまったので有耶無耶のうちに終息。
実は論戦そのものは前回の稿で書き尽くしていますが、その過程で色々と考える事もあったので。

世襲に問題があるとすれば機会の平等を妨げるからなのですが、
有利な位置にいる人間を無理矢理引きずり降ろすよりは、不利な人間を後押しする方が建設的に違いない。
と言う訳で世襲論から教育改革に話を進めてみました。
能力のある人間が経済上の理由から進学出来ないのは社会的損失である。逆に能力のない人間が大学に行くのはまさに「豚に真珠」と思える。
進学率100%何て言うのはどう考えても悪平等であり、精々50%程度にするのが現実的ではないか。
少子化が進むと大学の方が余ってしまう事も考えられる。

教育費完全無料化案も、実例を見ると問題があるらしい。
大卒の方が生涯所得が確実に高いので有れば、後払いも有りかとは思うが、親が子の教育に全く責任を持たなくなるとそれはそれで問題がありそうである。

と言う訳で現時点では自分の中でも結論が出ていない。
子供がどのように育つかは結局は親に掛かっているのであって、公的な制度は補助手段に過ぎないのであろう。

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いつもの某所での書き込みの纏めです。

元々はS氏の「世襲議員に関する愚痴」(としか表現しようがない)に対する提言として始めたモノです。
私は世襲を、地位、職業、財産に分けて、地位の世襲は否、職業の世襲は可、財産については保留としました。
その前提に立って政治家は職業であるから世襲も問題なしという結論を示しました。
意図する点は書けたので反応が無くても構わないと考えていましたが、
S氏の反応は、私有なら可、公共なら否でした。

そう言う分け方も有りかとは思いましたが、議員と大臣を一緒くたにしてしまう点には疑問を感じました。
議員の椅子は世襲出来ても、大臣の椅子はそうは行きません。その点を指摘しましたがこれについては反応無し。
代わりにトップが無能でも組織は簡単には壊れないと言う主張をしてきます。
仮にそうだとしたら世襲になんの問題もないですね。
途中でP氏が挟んできた「あのぼんくら息子が次期社長かと思いながら働いている中小企業の社員は、やるせない気持ちでしょうね。」
と言う意見は理解していないようです。
また、別の場所でG氏が指摘した「世襲とは無縁の議員が無能である不条理」について、
議員が多くいれば一人や二人おかしいのが混ざると意に介しません。
どうやら世襲議員には辛いのにそうでない議員には甘いようです。
私は地位にはそれに見合う能力が求められる、よって世襲か否かは問題にならない、と説いただけなんですが。残念ながら伝わらなかったようです。

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離婚後の出産について、これまでは300日以内の出産の場合には民法上前夫の子として扱われてきたのですが、今後は再婚相手の子、あるいは非嫡出子として認められるようにすると言う事らしいです。

離婚後300日以内に生まれた子が、前夫の子でないと言うのは
1)未熟児だった、か
2)結婚中に別の男性と交渉を持っていた
のいずれかですね。
前者の場合は医学的な証明が可能でしょう。
後者の場合は不倫をしていた、あるいは夫婦生活が既に破綻して別居状態であった。と言う事ですね。
いずれの場合でも前夫の方も認知したくないのではないでしょうか。だとすれば、これは女性の保護なのか、それとも男性の保護なのか。
そもそも結婚というのは、子供の父親を法的に規定する制度な訳ですから、その保証が崩れているなら”事実上の離婚”(事実婚の逆)とすればよいのではないでしょうか。
それとも、結婚制度を廃止しますか。妊娠が確定した時点で父親を特定する訳です。その都度”出来ちゃった婚”とでも言いましょうか。
どうやって育てるのかはまた別の問題になりますね。

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以前、頼朝についての議論をしていて考えた事であるが、頼朝と義昭の運命を分けたのは何だろうか?
二人とも浪々の身から、己の生まれ持った身分を利用して御輿となって天下に号令を掛けるに至った。
個人的な能力ではほとんど互角、いや義昭の方がむしろ上だったのではないかとも思える。二人の運命を分けたのは生きた時代である。
二人の政治的評価を比較すると、頼朝のそれは当時としては革新だが、義昭のそれは保守反動。しかし目指すところにはさほどの違いはない。
時代を見通す目がなかったと言えばそれまでだが、政治というのは所詮結果オーライの世界である。身分という唯一最大の武器が価値を減じていたのが義昭の不運であった。
運命を分けた最大の理由は価値観の変化。即ち下克上の風潮である。

日本では家格と言うモノが非常に重要視されてきた。それが最も崩れていたのが戦国時代である。
江戸時代には再び身分制度が固定化され、明治には多少の流動化はあったが、完全に崩れたのは戦後の民主時代になってからである。
この平成の世に至ってもそれが完全に無くなったとは言えない。例えば同族経営の会社では幹部になれるのは一族だけである。
とは言え、階級制度とは既得権益の世襲であり、これが完全に消滅する事は無いだろう。生物の常として自らを生かす事と同時に子孫の繁栄を図るのはごく自然の事なのだから。

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