北風と太陽は旅人のマントを脱がせるために競い合う。
旅人のマントを武装と考えると、北風のやり方は直接攻撃による武装解除であり、これはアメリカがイラクに対して行った軍事行動に似ている。
一方の太陽のやり方と言うのは暑さでマントがまとえないようにする事であり、それはつまり圧力を掛けて武装を持てないようにする手法である。
それは北朝鮮に対して加えられている経済制裁に他ならない。
つまり韓国の言うところの”太陽政策”は、故意なのか無知なのかいずれにしても名称的に過っている。
そればかりか、太陽政策は北朝鮮に核武装の機会すら与えてしまった。
これは単に言葉上の錯誤に留まらず、政策上の失策である。
まあ、金大中はその親北的な政治姿勢から当時の軍事政権に攻撃された人物であるから、これは計算通りなのかも知れない。
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