経済システム

自分は参加していないが、某掲示板でのやり取りを見て思ったこと。

社会主義＝統制経済というのは大雑把に言ってトップダウン方式。
トップが完璧なら問題はないが、一つでもミスを犯すとやがて立ちゆかなくなる。
対して資本主義＝市場経済というのは基本的にはボトムダウン方式。
部分的にミスがあっても全体として修復が可能。

ハッキリ言って経済が悪化している時に政府が余計な事をすると総じて逆効果である。
この場合の政府の役割は、競争原理によってこぼれ落ちてしまった人々を救済すること。

温室効果ガス？

地球がいま暖かくなっていることは確かであろう。
しかしそれがいわゆる温室効果ガスの所為であるかどうかは科学的に立証されていない。
がしかし、それでも二酸化炭素の排出量を減らすことにはそれなりの意味がある。
二酸化炭素を減らすと言うことは文明生活における無駄を省く事に繋がる。
これは経済論理だけでは絶対に為しえない事である。
二つのエコ（環境と経済）が無理なく共存出来る生活が理想であろう。

温室効果ガスというのは、政治的な意図を含んだ方便なのかも知れない。

正義の暴論

反捕鯨の為に鯨肉を持ち出した男二人が窃盗容疑で逮捕されました。
ハッキリ言ってまだ捕まっていなかったのかと言う感じですが。
（ちなみに彼らが主張していた鯨肉の横領については不起訴となりました）

目的のためなら手段を選ばず。
と彼らは思っているのでしょうが、
「正しい」マキャベリズムでは、「目的のために有効であれば手段は正当化される」です。
付け加えれば「目的」が正しくある必要すらありません。
さて反捕鯨という目的のために窃盗やテロ行為を行うことは果たして手段として有効なのでしょうか。
正義に目が眩んでいる人間というのは度し難いモノです。

非人道的な刑

今は絶対に出来ないだろうけど、
例えば性犯罪者を罰するのに宮刑、つまり去勢を行うのはどうだろうか。
これは女性には用いることが出来ないが、そのことについてケチを付ける向きは無いだろう。
この手の発想ならいくつか思いつくのだが、公の場に出すにはやや不向きなので…。

終身刑の運用

かなり前に成りますが、ちょうど良い機会なので。
終身刑の問題点は二つ。
一つは財政的な問題。犯罪者を税金で養い続ける事への疑問。
二つ目は犯罪者の心理問題。真面目に勤めていればいつか出所出来る有期刑と違い、絶対に解放されない終身刑の受刑者は当人も、管理側もかなりの精神的な負担が掛るらしい。

これを解消する方法として、量刑の上限を設けない、例えば百年以上の刑を科し、実質的には終身刑と同等だが、条件によって減刑を与えて釈放される可能性を残すという手法がとられている国もある。
これとは別に、かつて存在した方法として流刑がある。
絶海の孤島へ送り込み、一般社会から隔絶した場所で自給自足の生活をさせると言う方法だが、現代に置いてはやや運用に難がある。

まだ技術的に不可能な方法だが、将来的には流刑地として月面が利用出来るのではないか。
月面は重力が低く、ここで長く過ごせば筋力が落ち、決して地球へは戻って来れない。来てもまともに生活は出来ないと言うことになる。