舛添要一氏によって乗っ取られた改革クラブ。
それに反発して党を飛び出した(より正確には改革クラブを名乗り続けた)大江議員。
舛添氏に乗った方々は次が改選で後がないのに対して、大江氏は非改選なのでまだ余裕がある。
本音は自民党に合流したいのだけどそうすると議席を失ってしまう。そこで見いだした落ち着き先が幸福実現党でした。
先の総選挙で大量の候補者を投入して一議席も取れなかった同党にとっても最初の国会議員となりました。
現行の選挙制度では衆議院で第三政党が議席を撮るのは至難なので、やはりねらい目は参議院。
次の参議院であと四議席取れれば目出度く政党として認められるのですが、まあ無理でしょうねえ。
自民党との統一会派を維持していた方が得のような気もしますけど、やはり問題は資金でしょうか。
なにせ幸福実現党は先の総選挙で供託金だけで十一億もつぎ込んだくらい資金面では潤沢ですから。
よほどの勝算がない限り、自前で政党を立ち上げるよりは既存の政党に資金を提供する方が政策実現の手段として有効なんでしょうねえ。
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